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価格:¥ 1,071
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人気ランキング : 129,533位
定価 : ¥ 1,071
販売元 : NHK出版
発売日 : 2004-03-28 |
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生命の在り方を示唆している |
エウロパなる「木星の月」環境と「地球深海」の環境が似通っているらしいことを前提に
酸素呼吸と他者捕食をしない生命体の存在可能性について述べられている。
文体は優しく、理解しやすいものとなっている。
しかしながら一度雑誌に投稿した原稿を焼き直ししたような構成で、
同じ内容のものが繰り返し述べられており、
一気に読もうとすると煩わしいのが惜しい。
あと、アーサー・C・クラークの「2001年…」の引用がやたらと多いのも鼻につく…
構成仕立てが悪いが、内容は、「わくわく」なので★★★としました。
後半部分については、まとまりが出てきていて惜しいです。
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行き先を決めたい高校生に |
NHKブックスの前著で深海生物の代謝などについて執筆した著者の第二弾。深海、南極、地底、木星のガリレオ衛星、古い地球に共通の生物環境について広範な話題から構成している。NHKブックスであるためか、例えば惑星環境については冥王星まで触れるなど話題を広くしているので、前著の部分を深く執筆したものを求めてしまうとちょっと傾向が異なる。地球地表の酸素が少なかった時代、多かった時代のような面白いテーマが書かれている反面、人工衛星による太陽系からのサンプル採取ミッションは詳細を書くスペースがなくなってしまっている。
ハード・サイエンスを目指したいがテーマを決めかねている高校生に読ませたい本として★★★★★。エウロパのテーマだけを知りたい読者は合わせて巻末の文献にあたる必要がある(NHKブックスの役目を超えるので当然か)。
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極限の辺境に豊饒の生命がやどる |
〜春、芽吹きの季節。穏やかな光と風が豊かに生命をはぐくんでいく。
だが、本書が描き出す<生命>の衝撃は、そんな素朴な身体感覚を吹き飛ばしてしまうだろう。
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永久に光の届かぬ深海、摂氏数百度の海底火山、果ては衛星エウロパの海、これら辺境にすら生物が棲むというだけではない。本書「生命の星・エウロパ」は、この極限環境こそ原始生命誕生の胎盤、ある種最も豊饒の空間だと主張する。
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すぐれて挑戦的なこのイメージを、著者長沼氏の筆は縦横無尽に描き出していく。木星第二衛星エウロパの海を眼前にした読者は、一転地球の深海底火山に棲息する奇怪な生物や地下奥深くの岩石生物に息をのみ、さらには40億年前の原始生命誕生に立ち会うことになる。その視線は緻密でありながら冷たくなく、むしろライブ感覚にあふれている。「地球の辺境を〜〜いろいろ旅してきた」とさらりと書く、筆者の現場感覚のなせる技か。読者の生命観を一旦分解し、時空にわたって拡張、再構築させる筆力もまた、やや荒削りながら圧倒的である。
願わくばいつの日か、異星の地に立つ長沼氏の生命論を聞くことを楽しみにしつつ。〜