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定価 : ¥ 1,365
販売元 : オーム社
発売日 : 1997-05 |
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古いが普遍性もあるアプローチ |
今となっては古い本であるが、いろいろ示唆に富む本だ。
著者曰く「玄人の技術者や研究者に読んでほしい」ということだが、むしろ学生の自由研究のネタ本や、マーケティングや商品開発に関わる人が読んだ方が得るところが多いと思う。そして「たまごっち」自体がとっくに進化を遂げている今だからこそ一読するに値するのである。それは技術屋の発想と実際の商品化がどのように合致したか、もしくは乖離したかという結果を知りつつ、その理由を推し量りながら読むことで、副題である「商品創発」という行為を理解することができるからである。ある意味で著者の目的が達せられるのではないだろうか。
携帯電話やパソコンに比べると題材がわかりやすく、誰にでも読みやすい。専門的な技術知識は必要とはしないので、中学生以上なら十分読むことができるだろう。ただし比較対象で登場するポケベルという絶滅種を理解することができないかもしれない。現実の進歩は早いが、ある程度の普遍性のある本だ。